お問い合わせや資料請求を完了した後、「続けて会員登録を」と促されて、また同じ名前やメールアドレスを入力することに、わずらわしさを感じた経験はありませんか? 見込み客は、フォームの入力ストレスで簡単に離脱してしまいます。せっかく興味を持ってくれた顧客を、フォームの不便さが原因で逃してはいませんか?
例えば、「お問い合わせフォームの送信後、自動的に回答データが引き継がれた状態で会員登録フォームへ遷移する」といったスムーズな連携が実現できれば、ユーザーの手間が省け、コンバージョン率の向上につながります。
本記事では、こうしたユーザーのストレスを解消し、見込み客を確実に顧客へと導くフォームメーラーの「リダイレクト先に回答データを渡す機能」に焦点を当て、その仕組みと具体的な活用方法を解説します。
「リダイレクト先に回答データを渡す機能」とは
この機能は、フォームメーラーにおける完了画面設定で利用できます。
フォームメーラーでは、フォーム送信後に表示される完了画面のメッセージを自由に編集できるほか、完了画面を表示せずに、あらかじめ指定した任意のページへリダイレクトする設定が可能です。
特にリダイレクト設定を選択した場合、フォームで入力された情報を、リダイレクト先のURLにURLパラメータとして自動で付与する仕組みが利用できます。
具体的には、URLの末尾に「?パラメータ名=渡したい回答内容」といった形式でデータが付加されます。このURLの情報をリダイレクト先で読み取ることで、フォームの回答内容を自動で別のフォームやシステム上に反映させることが可能となります。
URLパラメータ機能
https://support.form-mailer.jp/support/solutions/articles/44002335465

この機能を使えば、主に以下の2つの大きなメリットが得られます。
- ユーザーの手間をなくし、体験を向上
ユーザーは、フォーム送信後も同じ情報を何度も入力する手間が省けます。例えば、最初のフォームで入力したメールアドレスが、次の会員登録フォームに自動で反映されるため、ストレスなく次のステップへ進めます。これにより、スムーズで快適なユーザー体験を提供できます。 - 業務効率を大幅に改善
リダイレクト時に回答内容を外部サービスへ自動で連携できるため、手動でのデータ転記作業が不要になります。これにより、マーケティングや営業活動の効率が飛躍的に向上し、人的ミスも削減できます。
活用事例
複数ステップのフォームで入力をスムーズに
「一度に多くの情報を求められて、途中で諦めてしまう」といったユーザーの課題を解決するために、フォームを複数ステップに分割する方法が有効です。
今回はフォームメーラーでフォーム1とフォーム2の二つのフォームを作成した前提で、実際の設定方法を説明していきます。
設定方法
1.【フォーム1】で最低限の情報を収集
まず、フォームメーラーで作成した【フォーム1】で、ユーザーに負担をかけない最低限の情報(例:メールアドレス、氏名)だけを収集します。入力項目が少ないため、ユーザーは気軽に回答できます。

2.リダイレクト機能でデータを引き継ぎ
管理画面で「フォーム編集」をクリック後、「完了画面」を選択します。
完了画面のリダイレクト先」の欄に、作成した【フォーム2】のURLを設定し、URLパラメータの設定と同じように末尾に「?項目名[0]=回答の変数」で設定します。
※回答の変数は下記画像のように、「投稿者の回答を引用」をクリックすると表示されます。変数をダブルクリックするとURL欄に挿入されます。

注意点:項目名が日本語の場合、「エンコード」してから設定する必要があります。
例:「メールアドレス」をエンコード→%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9
URLは下記のように設定します。
https://business.form-mailer.jp/fms/a52b3367309238?%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9[0]=%%5238974%%
エンコードできるサイト:Google Admin Toolbox
https://toolbox.googleapps.com/apps/encode_decode/?lang=ja
エンコードしたい文字列を入力して、「URLエンコード」を選択して、送信ボタンをクリックすると、画面の左下にエンコードが表示されます。

3.【フォーム2】で詳細情報を収集
フォーム1を送信して、【フォーム2】にリダイレクトされると、フォーム1で入力されたメールアドレスがすでに入力された状態で表示されます。ユーザーは、残りの詳細情報(例:住所、電話番号など)を入力するだけで良いため、心理的なハードルが大きく下がります。

まとめ
フォームメーラーの「リダイレクト先に回答データを渡す機能」は、フォームで収集した氏名やメールアドレスなどの重要なデータを、会員登録フォームやアンケートなど次のステップへ自動で引き継ぎ、完全にシームレスな連携を実現。これにより、データ転記の手作業やヒューマンエラーのリスクも大幅に削減されます。
ぜひこの機会に機能を試して、見込み客のストレスを解消するシームレスな体験をご提供ください。データ連携の力を最大限に活用し、顧客満足度を高めましょう。