フォームを、外部設置で複数のページに埋め込むという使い方をされるケースが良くあるようです。
例えば、複数の店舗があって、店舗ごとにページが異なるが、フォームは統一したい。というような場合ですね。
この時、ページごとにフォームを作るとメンテナンスも大変なので、フォームは1つにしつつ、
フォームへの投稿がどの店舗のページからか判別できると、とても便利です。
今回の記事では、こういったケースで送信元のページを特定できる方法をご紹介します。
興味がある方はぜひご確認ください!
フォームの作成
まずはフォームの作成から始めましょう。
フォームに必要な項目を追加して、画面やメールの設定も一通り完了します。フォームの作成が完了した後、忘れずにフォームを公開してください。公開しないとフォームは投稿を受付けることができません。
※フォーム作成マニュアル
https://support.form-mailer.jp/support/solutions/articles/44002121303
フォームの設置方法
フォームを公開した後、次はページにフォームを設置します。今回は2つの設置方法についてご紹介します。
サイトごとに異なるパラメータ付きのURLを用意する(無料版利用者向け)
一番簡単なのはフォームのURLをそのまま直接ページに貼り付ける方法です。
貼り付ける前に、まずフォームのURLに「パラメータ」を設定する必要があります。
※URLパラメータの設定について
https://support.form-mailer.jp/support/solutions/articles/44002335465
例:https://ssl.form-mailer.jp/fms/fa9e53f4773659?店舗[0]=B店
パラメータ付きのURLにアクセスすると、下記画像のようにフォームを入力する前に指定された値が自動的に付与されます。パラメータ

HTMLコードでフォームを埋め込む場合(有料版利用者向け)
もう一つの方法は有料版でしか利用できない「隠しフィールド(hidden)」項目と、HTMLコードの埋め込みを使って説明していきます。
①「隠しフィールド(hidden)」項目をフォームに設置
まずはフォームに「隠しフィールド(hidden)」項目を設置する必要があります。隠しフィールドはフォームの入力画面上で表示されませんので、フォームの投稿者に見られる心配はありません。

②フォームのHTMLコードをそれぞれのページに設置
「コード出力」画面よりフォームのHTMLコードを取得して、ページに設置します。


③サイトごとに異なるhiddenの値(value)をHTMLコードに直接記載する
HTMLコードの中のhidden部分の値にページを判別する値を付ける。
※値は半角英数字で入力してください。

フォームを入力して送信してみます。

その後回答データを確認してみると、隠しフィールドのvalueに設定した値が表示されました。

以上の手順に沿ってページごとの隠しフィールドに異なる値を設定すれば、どのページより送信されたのかを判別できます。
まとめ
いかがでしょうか。
フォームを複数のページに設置する場合、手間をかけて複数フォームを作成しなくても、フォームの回答はどのページより送信されたのかを簡単に確認できます。
また、隠しフィールドを利用できる有料版ですが、14日間の無料トライアルがありますので、よければぜひ一度登録してお試しください!