顧客獲得のためにも、お問い合わせフォームだけではなく資料請求フォームをWebサイトに設置することはとてもオススメです。
商品を検討している人に商品の詳細情報を伝えること以外にも、資料を請求した見込み顧客の情報を集めることもできるメリットがあります。
今回はフォームメーラーを利用して、簡単に便利な資料請求フォームが作れる手順を紹介します。

資料請求フォーム作成の準備

資料請求フォームを作成するメリット

メールフォームでは、電話や紙での申込みとは違い、資料請求を24時間受け付けることができます。
また、専用の資料請求フォームを作成することで、資料請求を増やしたり対応漏れやミスを防ぐことができます。

■資料請求フォーム作成のオススメポイント

  • 請求者が回答しやすいフォームの質問項目を設置することで、資料請求を増やす
  • フォームの完了画面に資料ダウンロードURLを記載して、資料の送付作業をなくせます
  • 自動返信メールにお礼と資料ダウンロードURLを記載して、対応漏れを防げます

■資料請求フォームの質問項目例

  1. お名前
  2. メールアドレス
  3. 会社名・団体名
  4. 業種
  5. お電話番号
  6. 住所
  7. ご利用用途

ダウンロード資料を用意する

こだわって作成した紙の資料は、資料請求者に商品の高級感や温かさを感じてもらえる反面、送付作業や管理の手間が発生します。フォームを作ることで資料請求が増えて、送付作業が大変になることも考えられるので資料はインターネット経由でダウンロードできるように用意しましょう。
自社のWebサイトを運用しているサーバーにアップしたり、ファイル共有サービスを利用してURLをクリックすれば資料をダウンロードできるようにしてください。

▼ファイル共有サービス
https://blog.form-mailer.jp/useful/recommend_onlinestorage/

資料請求フォームの作成

では、フォームメーラーで資料請求フォームを作成していきましょう。
まずは、「新規フォーム作成」ボタンをクリックし、「一般フォームを作成」を選択します。フォームが作成できたら、「フォーム編集」をクリックします。

絶対回答してほしい項目には必須設定

絶対回答が欲しい項目は必須設定にしましょう。設置した項目をクリックすると、項目ごとの設定を編集できます。
絶対回答してほしい項目は「入力必須にする」に設定してください。

絶対回答してほしい項目は「入力必須にする」に設定

質問は選択式で設置

アンケートなどの質問を設置する時は、できるだけ選択式の項目を設置してください。
選択式にすることで回答者の負担を軽減し、スムーズに回答してもらえます。

選択式にする

■選択式ならこの項目

・ラジオボタン
選択肢の中からひとつだけ回答してもらいたい時に

・チェックボックス
複数選択可能にしたい時はチェックボックス

・セレクトリスト
たくさんの選択肢を用意したい場合に

相手の連絡先としてメールアドレスの項目を入れる

連絡先としては電話番号もありますが、楽で迅速な対応を実現したいのであればメールアドレスの項目は必須です。後ほど説明する自動返信メールなどを設定するためにもメールアドレスの項目を設定してください。

メールアドレスの項目をクリック。「入力必須にする」に設定。
「自動返信メールの宛先に入力されたアドレスを設定する」を設定。

個人情報の取扱い項目を設置する

資料請求者の名前やメールアドレスを取得する場合、信頼を高めるためにも個人情報の取扱い項目を設置することをオススメします。「名前」「メールアドレス」「住所」「電話番号」などの個人情報は、資料を送付するために必要です。
しかし、個人情報を入力することに不安を感じる方もいます。個人情報がどのように取り扱われるのか請求者に伝えることで、納得の上で資料請求してもらうことはとても大切です。

「規約同意」項目を設置。

個人情報の取扱いについての規約文を入力してください。
また、設定で規約文を最後まで読まないと同意にチェックできないようにもできます。

資料請求フォームのオススメ設定

必要な項目をフォームに設置できたら、次は各種設定です。

完了画面から資料をダウンロードできるようにする

完了画面には資料請求のお礼メッセージとダウンロード資料用URLを掲載することで、資料送付作業をなくすことができます。
完了画面のメッセージにはリンク設定や文字の装飾、表の挿入も可能なので、分かりやすくダウンロード資料URLを表示できます。

「各種設定」をクリックし、「各種画面設定」を選択します。
「完了画面に表示するメッセージ」を入力・編集してください。

自動返信メールで作成・送信の手間を省く(文例付)

自動返信メールは、請求者に安心感を与え、フォーム管理者の一通目の返信業務を自動化できるというメリットがあります。

「各種設定」をクリックし、「各種メール設定」を選択します。
「投稿者宛て自動返信メール」の「送信する」をチェックしてください。

次に「回答内容の記載」の「記載する」を選択します。
自動返信メールに応募内容を記載することで、請求者もどんな情報を入力したのか再確認でき資料請求対応をスムーズにします。


そして「件名」「本文」を入力します。

自動返信メールの例文

件名
資料請求ありがとうございました

本文
この度は○○の資料をご請求いただき、ありがとうございます。
ご要望の資料は下記URLからダウンロードいただけます。

▼ダウンロード資料URL
https://dl.form-mailer.jp/request-documents

資料についてご不明な店やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
それでは今後とも何卒よろしくお願いいたします。

独自ドメイン設定で商品名、企業名の入ったURLに変更

独自ドメイン設定機能を使えば、資料請求フォームのURLを会社名や商品名にちなんだURLに変更可能です。URLを会社名や商品名にちなんだ文字列に変えることで、ユーザーからの信頼性を高めたり、商品を覚えてもらえる機会が増えたりします。
また分かりやすいURLは拡散もしやすいので、SNS、販促用チラシなどに掲載する時に役立ちます。

「各種設定」をクリックし、「独自ドメイン設定」を選択します。
「独自ドメイン設定」の「利用する」をチェックしてください。

▼簡単!フォームメーラーで独自ドメインを設定してみた
https://blog.form-mailer.jp/know-how/domain_introduction/

フォームを公開する

各種設定が完了したら、フォームを公開します。
「各種設定」をクリックし、「公開設定」を選択します。
「PC」「スマートフォン」を「公開する」に設定してください。

資料請求した見込み顧客情報の管理や活用も楽々

レポート画面で集計も楽々!CSVダウンロードも可能!

請求者の情報は回答一覧画面ですぐに確認できます。
必要な情報を一覧で確認できるので請求者管理も楽々です。
また、集めた資料請求者の名前やメールアドレスなどはCSVファイルとしてダウンロード可能です。
新商品やイベントお知らせなど、顧客獲得のためのメール配信リストなどに活用ください。

資料請求フォームを作ろう

資料請求フォームを作成すれば、資料送付の手間を削減し、見込み顧客の情報を集めることができるのでお問い合わせフォームと一緒に作成することをオススメします。
フォームメーラーでは、資料請求者が途中でフォームを離脱しないようにする機能も満載です。
フォームから離脱しようとしたときにはアラートを表示したり、入力途中で離脱した場合でも再訪問時に以前入力していた内容を復元します。
もし、資料請求の数が増えないと悩んでいるのであれば、フォームメーラーで資料請求を作成してみてください。

フォームメーラーMagazineではフォーム作成に役立つ情報を随時紹介しています。
初心者向けのフォームメーラー機能紹介や少し高度なノウハウ記事など、成約率UPや成果が出るフォームへのヒントが掲載されているかも!?
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▼フォームメーラーMagazine
https://blog.form-mailer.jp/