フォームメーラーで集めたリード情報を、「HubSpot」へ手作業で入力している、という方はいませんか?
HubSpotの強力なワークフロー機能と、フォームメーラーのWebhook機能を使えば、フォーム投稿があったタイミングで、新しいコンタクトをHubSpotへ自動で作成・更新できます。
この手順は、コードを書く必要がなく、HubSpotの自動化機能だけで完結するため、比較的容易に導入が可能です。今回はHubspot側の設定画面の画像も使いつつ、手順をご紹介します。(2025年10月時点)
連携に必要なもの(前提)
- フォームメーラーのWebhook連携機能(Standard以上のプランで利用できます)
- HubSpotアカウント(Webhook受信トリガーが利用可能なData Hub Professional以上のプランが必要です)
HubSpotでWebhookトリガーを設定し、URLを発行する
HubSpotのワークフロー機能で、フォームメーラーからのデータを受け付ける「受け口」を作成します。
ワークフローの作成を開始する
1.HubSpotにログインし、左側のナビゲーションメニューから[自動化]アイコン(ツリー図のようなアイコン)を選択し、[ワークフロー]をクリックします 。

2.右上の[ワークフローを作成]ボタンをクリックし、ドロップダウンから[ゼロから作成]を選択します 。

3.作成画面に進んだら、ワークフローのベースオブジェクトをコンタクトに設定します。(画面の最上部、またはトリガー設定画面の最初に表示されます)。
4.ワークフロー名を入力し、キャンバスに表示された[トリガーを追加]カードをクリックします。
「Webhook受信」トリガーを選択する
1.左側のパネルにトリガー一覧が表示されたら、検索バーに「Webhook」と入力します 。

2.検索結果に表示される「外部アプリからWebhookを受信しました」(外部アプリからHubSpotにデータが送信されたとき)を選択します 。
3.表示された[Webhookを追加]ボタン、または右上の[Webhookを追加]リンクをクリックします 。

Webhook URLをコピーし、フォームメーラーでテスト送信する
1.「Webhookイベントに名前を付けて始める」画面で、Webhookイベント名(例: フォームメーラーWebhook連携)を入力し、[次へ]をクリックします 。

2.「Webhookを接続するためのテストイベントを送信」画面に表示されたWebhook URLをコピーします 。(このURLをフォームメーラーに設定します)
「コピー」ボタンをクリックすると、フォームメーラーからのテスト送信待ち状態になります。

【ここでフォームメーラー側の設定に移動します】
フォームメーラーの管理画面で、設定したいフォームの「各種設定」→「Webhook設定」より、以下の設定を行います 。
- Webhook名:フォームメーラーで管理するための任意の名前です 。
- URL:コピーしたHubSpotのWebhook URLを貼り付けます 。
- リクエストボディ:HubSpotに送りたいフォーム回答項目をJSON形式で記述します 。

【フォームメーラーのリクエストボディ記述例】
JSON
{"mail":"%%_XXXXXXX_%%","namesei":"%%_XXXXXX.LAST_NAME_%%","namemei":"%%_XXXXXX.FIRST_NAME_%%"}
※「%%で囲まれた部分は」設定するフォームによって異なる値です。「投稿者の回答を引用」して挿入しましょう。「””」でキーと値をそれぞれ囲む必要があります。「設定を更新」ボタンをクリックすると、フォームメーラーからテスト送信が実行されます。
HubSpotでテストデータを確認し、マッピングする
フォームメーラーからのデータがHubSpotに届くと自動的にプロパティを定義に進みます。
テストイベントを確認する
- HubSpotの画面に戻り、「テストイベントを確認」セクションに、フォームメーラーから送信されたJSONデータ(例:mail: email@example.com、namemei: 太郎など)が表示されていることを確認します 。
- データが適切でない場合は、フォームメーラー側でJSONのキー名や変数を修正し、再テストを行います。
- 確認できたら、[次へ]をクリックします。

プロパティのマッピング(対応付け)を行う
- 「マッピング(対応付け)」画面に進みます 。
- ここで、フォームメーラーから送られてきたサードパーティプロパティーラベル(例: mail、namemei)と、HubSpotでどのように扱うか(データ型)を確認します 。
- [次へ]をクリックします。

登録プロパティの一致条件を設定する
- 「登録プロパティーを合わせる」画面に進みます 。
- HubSpotが既存のコンタクトを検索し、重複を避けるための一致条件を設定します 。
- サードパーティプロパティーラベルとして「Eメール」に該当するフォームのキー(例: mail)を選択し、HubSpotプロパティーラベルとして「Eメール」を選択します 。
- これにより、フォームから送られたEメールアドレスが既存のコンタクトと一致する場合、そのコンタクトをワークフローに登録します。
- [次へ]をクリックしてWebhookイベントの作成を完了します 。

ワークフローアクションを設定する
Webhookイベントの作成が完了したら、トリガーに設定し、「次へ」「保存して続行」をクリックしてトリガーの設定を完了します。
ワークフローの次のステップで、実際にコンタクトを操作するアクションを設定します。
- ワークフローのキャンバスに戻り、「アクションを選択」画面からアクションを追加します。もし画面左に「アクションを選択」画面が表示されていない場合は[+]ボタンをクリックします。
- アクションリストから「レコードを作成」(コンタクトを作成)を選択します 。

- レコードを作成の設定画面で、作成するレコードとして「コンタクト」を選択します 。
- 各プロパティ(Eメール、姓、名など)に対し、右側のパネルからトリガーイベントプロパティを展開し、フォームメーラーから受信したデータを選択してマッピングします 。
- 例:Eメールに、[‘mail’] (フォームメーラーWebhook連携)のプロパティを挿入します 。
- 例:Eメールに、[‘mail’] (フォームメーラーWebhook連携)のプロパティを挿入します 。

- 必要なアクション(通知、タスク作成など)を追加し、ワークフローを有効化(オン)して完了です。
この設定により、フォームメーラーに新しい投稿があるたびに、HubSpotのコンタクトが自動で作成・更新されるようになり、リード管理が効率化されます。
まとめ
HubSpotは、マーケティングから営業、カスタマーサービスまで、顧客との接点を管理できる多彩な機能を持つCRMツールです 。
今回は、フォームメーラーから送信されたメールアドレスをキーに、HubSpotにコンタクトを自動で追加・更新する方法を紹介しました。しかし、Webhook機能の可能性はこれだけにとどまりません。
フォームメーラーのWebhook機能は、カスタムJSONを送れる汎用性の高さが強みです。システム上級者であれば、コンタクト作成だけでなく、ワークフローの次のアクションでタスクを自動で作成したり、メモを登録したり、取引(ディール)や会社レコードを作成したりすることも可能です。
フォームメーラーとHubSpotの強力な自動連携を活用し、手作業によるタイムロスをなくし、効率的でスピーディーなリード管理を実現しましょう。
あなたのビジネスを加速させるためにも、ぜひこのWebhook連携にチャレンジしてみてください。