購入や資料請求、会員登録といったフォームで成果を出すためには、ユーザーがストレスなくフォームの入力を完了することが必須になります。
フォームからの申し込みや登録が少ないとお困りの方、使いづらいフォームが原因になっているかもしれません。
そんな時はEFOを検討してみてください。EFOはフォーム訪問者が最後まで離脱することなく入力を完了するための最適化施策です。
このページでは、EFOの意味やどういった効果・メリットがあるのかを詳しく解説していきます。
EFOとは?
EFOとは、Entry Form Optimization(入力フォーム最適化)の略で、申し込みフォームや会員登録フォームなどの途中離脱を減らし、最後まで入力するフォーム訪問者を増やすための最適化施策を行うことです。
フォームでは、申し込みや資料請求の完了までに「フォームの操作性」「フォームの見た目」などが原因で「どうすれば良いか分からない」「面倒だと」と感じて多くのユーザーが離脱してしまいます。
入力フォーム最適化は、広告やサイトリニューアルよりも費用をかけずに大きな効果が期待できる場合もあり、自社のフォームを最適化できるEFOツールも多くリリースされています。
EFOでフォームがどう変わる?
では、EFOツールを利用した場合にフォームがどのように変わるのか?
多くのEFOツールでは、フォーム訪問者の入力負担を軽減する機能や、フォームの途中離脱を防止する機能を多く提供しています。下記にEFOツールを利用した場合の変化を一部紹介します。
■住所自動入力
郵便番号を入力するだけで、面倒な住所入力を自動で行います。

■リアルタイムバリデーションで入力漏れなどをチェック
フォームの項目を入力する際に、必須項目に入力漏れがないか、入力内容が正しいかをリアルタイムでフォーム訪問者に伝えます。

■全角・半角の自動変換
半角指定の入力項目でフォーム訪問者が全角で入力しても半角に自動変換します。エラーや誤送信を防ぎます。
■離脱防止アラート
入力途中のフォームから離脱しようとしたときに、アラートを表示します。離脱率を下げたり、ミスでフォームを閉じてしまうことを防ぎます。

■途中離脱しても入力内容を保存
フォーム訪問者が入力途中で離脱した場合でも、フォーム再訪問時に以前入力していた内容を復元。入力完了まで行う訪問者を増やします。

■入力チェックマーク
項目の入力が問題なく成功したことをすぐに表示することで、途中離脱を減らす効果も。

EFOツールのメリット・デメリット
EFOツールを導入した場合のメリット・デメリットとしては主に下記の3つがあります。
- 入力する負荷が軽減されて、フォームからの離脱率が減る
- ABテスト・分析機能
- 高機能なほど価格が高い
入力する負荷が軽減されて、フォームからの離脱率が減る
申し込みや登録数を増やすためには、フォームから離脱する訪問者を減らすことはとても大事です。EFOツールを導入すれば、住所入力の負荷を軽減したり、誤操作での離脱を防止できたりと、フォーム訪問者が少しでも手間だと思うことを減らすことができます。これらの機能をフォームに実装しようとした場合、制作会社に依頼すると時間がかかってしまいますが、EFOツールを利用すれば、時間をかけずに導入できるメリットもあります。
ABテスト・分析機能
高機能なEFOツールの中には、フォームの入力完了率を高めるためのABテストを行えたり、レポートを作成できるツールもあります。
高機能なほど価格が高い
EFOツールは高機能になるほど、できることが多くなり月々にかかるお金も高くなる傾向にあります。せっかく導入しても、使いこなせずに毎月高いお金を払っているだけという状態は避けたいものです。導入する前に、必要な機能を検討することはとても大事です。
主なEFOツール

Gyron-EFO
フォーム訪問者の入力作業を丁寧にアシストしてくれる充実の機能を搭載し、ストレスなく作業を完了させることができます。
月額:15,000円~ ※税別
https://www.gyro-n.com/efo/

EFO CUBE
導入からアフターサポートまで専任担当が丁寧に対応
月額:50,000円(5フォーム)
https://www.efo-cube.info/

エフトラ EFO
充実の入力支援機能で、平均22%の改善実績も。
月額: 55,000円(税込)〜
https://f-tra.com/ja/efo/
EFOツールなしでフォームを最適化したい
EFOツールなしでも、住所入力自動や離脱防止アラートなどのような機能を搭載したフォームを無料で作成できます。
フォーム作成サービス「フォームメーラー」では、下記のようなフォーム入力支援機能を搭載したフォームを作成可能です。フォーム訪問者を入力完了までしっかりサポートします。
- 住所自動入力
- リアルタイムバリデーション
- 離脱時のアラート表示
- 再訪問時の入力内容復元
- 必須項目背景色
- 初期表示文言設定
- 全角半角自動変換
- 入力成功サイン
「全角半角自動変換」「再訪問時の入力内容復元」などはもちろん、入力時に何を入力したら良いか分かりやすいように、「初期表示文言設定」で入力欄の中に入力例などを表示できます。
必須項目の背景に色を設定して、必須項目をひと目で分かりやすくできる機能もあります。
また、Google Analyticsを利用して、フォームのアクセス数、離脱数も確認可能です。

フォーム作成サービス「フォームメーラー」
https://www.form-mailer.jp/
まとめ
古い見た目や入力しづらいフォームは訪問者が離脱する原因になります。
フォームメーラーなら、フォームを設置するサイトに合わせて、デザインの調整も可能。
CSSなどの専門知識なしで、フォーム全体の色や枠線なども細かく調整できます。
高機能なフォーム入力支援機能については無料から利用できるので、まずはフォームメーラーを利用してフォームの最適化を始めるのもおすすめです。
簡単に誰でもフォームを作成でき、あなたのサイトのフォームをすぐにリニューアルできるので、ぜひ導入を検討してみてください。