「ランディングページ(LP)を自分で作ってみたいけど、何から始めればいいんだろう?」
そう思ったことはありませんか?
ランディングページは、あなたのビジネスやサービスを成功に導くための、最も重要なオンライン資産の一つです。訪問者を「顧客」へと変えるための、たった一つのゴールに特化したWebページ。そのLPを自分でイチからコーディングするスキルは、Webマーケティングの世界で大きな武器になります。この記事では、Web制作初心者の方でも迷わないように、成果につながるLPコーディングの基本を、具体的なステップに沿って徹底的に解説します。
HTMLでページの骨格を組み立てよう
LPをコーディングする最初のステップは、HTML(HyperText Markup Language)を使ってページの骨格を作ることです。HTMLは、Webページがどのような構造になっているかを示すための言語で、コンテンツに意味を与えます。単にテキストを並べるのではなく、セマンティックな(意味のある)HTMLを意識することが重要です。
なぜなら、セマンティックなHTMLは、Webブラウザだけでなく、検索エンジンや画面読み上げソフトにもコンテンツを正しく伝えることができるからです。これにより、SEO(検索エンジン最適化)やアクセシビリティが向上し、より多くのユーザーにLPを届けることができます。
<h1>タグ
ページの顔となる最も重要な見出しに使います。LPのキャッチコピーはこのタグで囲みましょう。LPにはこのタグを1つだけ使うのが一般的です。<section>タグ
LPの各セクション(例:サービス概要、お客様の声、料金プランなど)を論理的にまとめるために使います。これにより、コードの可読性が高まり、メンテナンスがしやすくなります。<p>タグ
本文となる段落を記述します。<ul>や<ol>タグ
箇条書きリストを作成します。サービスの特長などを列挙する際に非常に便利です。<img>タグ
画像を表示するために使います。忘れずにalt属性に画像の内容を簡潔に記述しましょう。これは、画像が表示されなかった場合の代替テキストとして機能するほか、検索エンジンや視覚障がい者向けの読み上げソフトにも内容を伝える重要な役割を果たします。<button>タグ
CTA(Call to Action)ボタンを作るために使います。クリックできることを明確にしましょう。
良いLPは、このHTMLの骨格がしっかりしているため、CSSでデザインを整える作業が格段に楽になります。
CSSでデザインに命を吹き込もう
HTMLでページの骨格ができたら、次はCSS(Cascading Style Sheets)を使って、色やレイアウト、フォントなどを装飾していきます。CSSはLPのデザインを魅力的に見せるための魔法のツールです。
LPをデザインする上で、まず覚えておきたい基本のCSSプロパティをいくつかご紹介します。
colorとbackground-colorcolorは文字の色を、background-colorは要素の背景色を指定します。CTAボタンを目立たせるために、背景色に鮮やかな色を設定してみましょう。
font-sizeとfont-familyfont-sizeは文字の大きさを、font-familyはフォントの種類を指定します。LPのキャッチコピーは大きな文字で、本文は読みやすいフォントを選ぶことが重要です。
paddingとmarginpaddingは要素の内側の余白を、marginは要素の外側の余白を指定します。これらの余白を適切に設定することで、要素同士がくっつきすぎず、スッキリとした見やすいレイアウトになります。
レイアウトを整えるには…
LPのレイアウトを整えるには、CSSのFlexboxやCSS Gridといった技術が便利ですが、これらは少し複雑に感じるかもしれません。
まずは、paddingやmarginを使って、各要素の配置や間隔を調整することから始めましょう。例えば、セクションごとに上下に大きなmarginを設定することで、コンテンツが区切られ、ユーザーがスクロールしやすくなります。
さらに、中央に配置したいテキストや画像には、親要素に対してtext-align: center;を設定するだけでも、きれいに見せることができます。
これらの基本的なプロパティをマスターするだけでも、HTMLで作成した骨格が、見違えるほどプロフェッショナルなLPへと変化します。まずは簡単な要素から、少しずつCSSを試してみましょう。
ランディングページ制作の費用相場
LPのコーディングを自力で行うのが難しい場合、プロに依頼するという選択肢もあります。その場合、どれくらいの費用がかかるのか、相場を把握しておくことは重要です。
| 依頼先 | 費用相場 | 特徴 |
| フリーランス | 10万円以下 | 安価で依頼しやすい。個人のスキルに依存するため、品質にばらつきがある場合も。 |
| 中小規模の制作会社 | 10万円〜30万円 | 専門的な知識や実績が豊富。チームで制作するため、安定した品質が期待できる。 |
| 大規模な制作会社 | 50万円〜 | 企画・デザインから一貫して依頼できる。ブランドイメージに合った質の高いLPを制作できるが、費用は高額になる。 |
費用は、LPの長さ(コンテンツの量)、アニメーションの有無、複雑なフォームの設置、そしてCMS(WordPressなど)の導入など、多くの要因で変動します。事前に希望する機能を明確にしておくことが、正確な見積もりを得るための鍵となります。
ランディングページ制作におすすめのツール5選
「コーディングは少しハードルが高いかも…」と感じた方も安心してください。今はノーコードツールと呼ばれる、プログラミング知識がなくてもLPを制作できる便利なツールがたくさんあります。
フォームメーラー
フォーム作成に特化したツールですが、有料プランではLP作成機能も備えています。フォームの品質を担保しながら効率的にLPを制作したい方におすすめです。

▼フォームメーラー
https://www.form-mailer.jp/
Wix
世界的に有名なWebサイトビルダー。簡単操作で自由にレイアウトを調整でき、デザインの自由度が高いのが特徴です。テンプレートも豊富で、初心者向けのAI機能も充実しています。

STUDIO
「デザインの自由度が高い」と、プロのデザイナーからも人気を集めているツールです。ノーコードでありながら、CSSのFlexboxやGridに近い感覚でレイアウトを組むことができ、デザインにこだわり抜いたLPを作成できます。

▼STUDIO
https://studio.design/ja
ジンドゥー
「AIビルダー」機能が特徴。いくつかの簡単な質問に答えるだけで、AIが自動でLPの骨子を構築してくれます。初めてLPを作る方でも、迷うことなく作業を進められます。

▼ジンドゥー
https://www.jimdo.com/jp/
WordPress
本来はブログやWebサイト制作に広く使われるCMSですが、LP用のテーマやプラグインが豊富にあり、カスタマイズ性が非常に高いのが魅力です。プラグインを組み合わせることで、ノーコードに近い感覚でLP制作が可能です。

▼WordPress
https://ja.wordpress.org/
LPも作れる「フォームメーラー」
LP制作において、コンバージョン(成果)の獲得に欠かせないのがお問い合わせフォームや申し込みフォームです。しかし、このフォームの作成は意外と複雑で、HTMLやCSSの知識だけでなく、サーバーサイドの知識も必要になる場合があります。
そんな時に役立つのが「フォームメーラー」です。フォームメーラーは、その名の通りフォーム作成に特化したツールですが、有料プランではLP作成機能も備えています。
- フォーム作成が驚くほど簡単: 直感的な操作で、セキュリティ対策が施された信頼性の高いフォームを簡単に作ることができます。
- LPにフォームを埋め込み可能: 作成したフォームを既存のLPに簡単に埋め込むためのコードを発行してくれます。
- デザインカスタマイズも可能: フォームのデザインも自由にカスタマイズできるため、LP全体のデザインと統一感を持たせることができます。
- LP作成から公開までを完結: フォームメーラー単体でLPを作成できるため、LP制作とフォーム作成を別々のツールで行う手間が省けます。
LP制作の目的が「資料請求」や「お問い合わせ」など、フォームからのコンバージョンがメインの場合、このフォームメーラーは非常に強力なツールとなります。コーディングの手間を省き、フォームの品質を担保しながら効率的にLPを制作したい方におすすめです。
▼フォームメーラー
https://www.form-mailer.jp/
最初の一歩を踏み出そう
LPをゼロからコーディングすることは、難しく聞こえるかもしれませんが、HTMLとCSSの基本を押さえれば、誰でも始めることができます。自分で作ったLPが、あなたのビジネスに貢献してくれる。それは何にも代えがたい喜びになるはずです。
まずはシンプルなLPからで構いません。今回ご紹介したステップやツールを参考に、あなただけのランディングページ制作にチャレンジしてみませんか?