フォームメーラーには「URLパラメータ設定」がありますが、皆さんご存知でしょうか?
知る人ぞ知る機能の一つであり、利用するには少しテクニックが必要ですが、活用できると更に作業を効率化できる便利な機能です!

そもそも「URLパラメータ設定」を聞いたことがない方も多いかと思いますので、今回はそのURLパラメータ設定とはどういう機能なのか、実際にはどういう活用法があるのかを紹介していきます。
興味がある方はぜひご確認ください!

URLパラメータ設定とは?

フォームメーラーのURLパラメータ設定とは、フォームURLにパラメータを付与すると、フォームにアクセスする際、パラメータで設定された値が初期値として該当項目に渡される機能です。
パラメータ付きのURLにアクセスするだけで、最初から値が入力される状態で表示され、投稿者は項目を入力する必要がありません。

※URLパラメータ設定についてはこちら
https://support.form-mailer.jp/support/solutions/articles/44002335465

URLパラメータ設定の活用方法

では、次はURLパラメータ設定を活用する例を紹介します。

セミナー参加者の集計

サンプルフォームURL
https://pro.form-mailer.jp/fms/aa77e7d3279570?参加日[0]=2023-04-05&会場[0]=大阪

活用方法
上のURLにアクセスすると、参加日と会場がすでに入力済みになっていることが分かると思います。

セミナーを複数回開催する際に、こうして開催時間と会場の値をそれぞれURLパラメータに設定した後、フォームのQRコードをセミナー参加者に配布します。参加者がフォームにアクセスして回答しますと、どの時間にどの会場で参加したかを集計できるというわけです。
※QRコードはフォームメーラーが提供するQRコードではなく、別途作成する必要があります。


顧客アンケートの項目に初期値を設定

サンプルフォームURL
https://pro.form-mailer.jp/fms/6e6af2c2279573?お名前[0]=未来&お名前[1]=花子&顧客ID[0]=123456

活用方法
【URLパラメータ設定+入力不可(read only)】

すでに顧客であるユーザーにアンケート調査を実施する場合、顧客IDや名前をパラメータに設定すると、回答者は顧客IDや名前などの必要事項を入力せずに済みます。
そして顧客IDのような、顧客を識別する重要な項目を「入力不可(read only)」に設定することで、回答者が間違って編集してしまったり、誤った情報が集計されることもありません。

※入力不可(readonly)の設定

フォーム編集画面で「1行テキスト」項目または「複数行テキスト」項目を設置して、項目をクリックします。

「項目を入力不可にする(readonly)」を選択して設定を保存します。


回答者の経路を分析

サンプルフォームURL
https://pro.form-mailer.jp/fms/29f746d9279580?経由ページ[0]=A

活用方法
【URLパラメータ設定+隠しフィールド(hidden)】

申し込みフォームへのボタンが複数のページに設置されている場合、どのボタンからの訪問が一番申し込みにつながっているか、知りたいことが多いのではないでしょうか。

ボタンのリンクURLにパラメータを付与することで、どのボタンからの訪問かを回答として送信させることができます。項目を「隠しフィールド(hidden)」にすれば入力画面では項目が表示されないのでユーザーに疑問を抱かせる心配もありません。

このように設定すると、フォームの回答者がどのページを経由してフォームに訪問したのかを分析できます。

フォーム編集画面で「隠しフィールド(hidden)」を設置

ページにボタンを設置して、ボタンのリンク先をパラメータが付与されるURLを設定
※URLの設定はページの作成方法によって異なります。
上記画像はフォームメーラーの「ランディングページ作成機能」で作成したページです。

フォームにアクセスすると、隠しフィールドは入力画面上で表示されない

回答データを確認すると、パラメータで設定された隠しフィールドの値が送信された


キャンペーン申し込み用のクーポンを設定

サンプルフォーム
https://pro.form-mailer.jp/fms/b77366ed279583?クーポンコード[0]=cap123

活用方法
【URLパラメータ設定+入力不可(read only)】

キャンペーン用のクーポンコードを入力する項目「一行テキスト」項目を設置して、申込み者に編集されないように「入力不可(read only)」に設定します。クーポンコードをパラメータを設定すると、クーポンIDは入力済みのままで入力画面上で表示されます。

キャンペーンに繋がった告知がどこからのものかすぐに分かりますし、申し込み者がクーポンIDを手入力する手間を省くこともできます。

まとめ

以上、URLパラメータ設定の使い方について紹介しました。
URLパラメータ設定だけ活用してもいいと思いますが、せっかくなので他の機能と組み合わせてより便利に使えましょう!

また、入力不可(read only)設定と隠しフィールドを利用できるのは有料版のみなので、ぜひBusiness版の14日間無料で今回紹介したURLパラメータ設定と一緒にお試しください!

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